2009年3月  

2008年8月17日日曜日



金メダル王国・中国!ただし人口比獲得率は世界42位!?



北京オリンピックでの金メダル獲得数がダントツに多い中国について、8月15日、「中国新聞網」は米紙「ロサンゼルス・タイムズ」が行った「別の視点から計算した北京五輪メダル獲得順位」を引用して紹介しました。連日のように続く中国代表選手による金メダル獲得ラッシュの北京五輪だが、「ロサンゼルス・タイムズ」紙は8月13日までの各国の獲得数を元に、ユニー クな「メダル・ランキング」を発表。これは「金銀銅の獲得メダル合計数でその国の総人口を割る」という方法で、「効率良く」メダルを獲った国をランキング。その結果、1位は3枚の銅メダルを獲った人口300万人のアルメニア共和国であり、1枚のメダル獲得に要する人口が約100万人となった。2位はグルジアで、3位はオーストラリア、4位はスイスという結果に。中国はメダル1枚獲得に必要な人口が約5000万人で42位、米国は32位だという。五輪大会では常にメダル総数が他国を圧倒する米中両国だが、その人口比率から考えれば決して多いと言える数ではないことが明らかになった。

ELEANOR:私はこのランキングにおける順位の抽出方法は面白いと思いますが、決して正確な統計値では無いと考えます。その国の文化、知識と教育、なによりそのスポーツの歴史、それらを全て同一にした場合に、この抽出方法は有効で有るでしょう。確かに絶対人口数が多いアメリカや中国は、そのメダル数を人口数で割られると、下膨れになるのは当たり前!!。それより、そのアスリート達を見出し、トレーニングした、その過程においては前回のオリンピックより遥かに中国は成長したと思います。でも、日本もがんばれ!!!。



決勝も近くなると不平不満が出てきます。フェアにやりましょう!。




14日に行われた北京五輪バドミントン男子団体の準々決勝。中国選手と対戦した李炫一(イ・ヒョンイル)は第1セットで15‐7とリードした。李炫一が得点するたびに中国の観衆から「ウー」というブーイングの声が上がった。李炫一はその後9点を献上した。李炫一が打ったシャトルコックがラインの内側に落ちても審判はアウトを宣告した。一方で、中国選手の2度打ちは反則にならなかった。李炫一は16‐19といったんは逆転されたが、再逆転して何とか第1セッ トを取った後、ベスト4進出を決めた。

13日には韓国と日本による女子ダブルス準決勝で、中国の審判が韓国
の選手にだけ7回も サービスフォルトを宣告した。1回の試合で1度あるかどうかという反則だ。中国の審判は韓国選手がシャトルを腰より下で打たなかったとして反則点を取ったが、日本選手が同じことをしても見ないふりをした。決勝進出を決めていた中国は韓国よりも日本のほうが対戦しやすかったのだろう。






14日のアーチェリー女子個人で中国選手が第1射で10点を挙げた直後、朴成賢(パク・ソンヒョン)が弓を引こうとした瞬間、観客席からホイッスルが鳴り響いた。朴成賢の第1射は9点だった。ホイッスルを吹いた観客のすぐ上には中国のボランティア要員がいたが、ただ光景を眺めているだけだった。見かねた組織委職員がホイッスルを奪った。すると今度は最前列の観客が空のペットボトルを両手に持ち、朴成賢が矢を放つ瞬間にたたき始めた。朴成賢は8点を4回という不調を見せ、1点差で敗れた。

韓国のアーチェリー選手団にとって8点は「失敗」に属する。中国選手に敗れた朱賢貞(チュ・ ヒョンジョン)は6点を2回も出した。120点満点で119点という世界新記録を持つ世界ランキング1位の尹玉姫(ユン・オクヒ)は準決勝で「騒音応援」 を受け、中国選手に6点差で敗れた。韓国選手は中国側の地の利を生かした「応援」に備えて練習してきたが、常識を超える観衆の競技妨害は予想できなかった。もちろん中国選手の善戦もあったが、韓国選手が中国側のマナーの悪い応援で動揺したのは事実だ。

12日のボクシング・バンタム級1回戦で、昨年の世界ボクシング選手権で銀メダルを獲得した英国選手が中国選手に7‐17で敗れた。英国チームの監督は「審判が勝利を奪った」と不満を述べた。フェンシング、射撃などでも中国びいきの判定やマナーの悪い応援が批判を受けている。既に「最悪の五輪」だという 声も挙がっている。中国が米国を破って総合1位の座に立つことで、「台頭するスーパーパワー」を誇示したとしても、得るものより失うもののほうが多い五輪になるかもしれない。


ELEANOR:う~~む・・。開催国だから自国を応援する人が多いのは当たり前ですが、度が過ぎると嫌われる事になりますね。オリンピックはそれぞれの国の民度の違いも有ります。日本でも佐藤君が部長と出張に行った時、夜の接待で、部長に無理やりカラオケを歌わせたが、酷い音痴だったけど手拍子と拍手はした。と言う事が有ります。


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