2008年8月7日木曜日
今年1月発覚した中国産の冷凍ギョーザ中毒事件で、ギョーザからは有機リン系の殺虫剤「メタミドホス」が検出され、その濃度は最大で残留農薬基準の10万3000倍。千葉と兵庫などで10人が相次いで中毒症状を起こした中国・天洋食品の冷凍ギョーザ。1月の事件を受けて回収されたはずのギョーザが中国国内で流通し、これを食べた複数の中国人が中毒を起こしていた事実が6日に発覚。
「品質の安全性に問題はない 。我々が最大の被害者だ」(天洋食品、底夢路工場長 今年2月)、中国側も「すべてを詳細に捜査した結果、中国国内で殺虫剤が混入した可能性は低い」(中国公安省・刑事捜査局副局長)等と押し問答が有り、事件は迷宮入りの様相でしたが、今回も回収した問題の天洋食品のギョーザで中毒が起きていたことが発覚。原因は、同じ「メタミドホス」と特定され、日本政府にも伝えられました。しかし、中国国内での報道は無く、関係者のみが周知するのみで、オリンピック歓迎中には解決できそうも有りません。
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