2009年3月  

「2008年中国企業500強」が発表

2008年8月31日日曜日

中国企業連合会と中国企業家協会はこのほど、国内企業の番付「2008中国企業500強」を発表した。総合ランキングでは、中国石油化工(シノペック)が 売上高1兆2千億元を超える業績で再びトップとなった。2位には国家電網公司、3位には中国石油天然気(ペトロチャイナ)が入った。「2008中国企業500強」にランクインした企業の売上高・利潤総額・資産総額は、米フォーチュン誌の「世界企業500社」にランクインした企業と比較して、それぞれ12.67%・11.85%・7.79%だった。


※中国石油化工


2000年2月25日、国有企業である中国石油化工集団公司から現業部門を引き継いで発足した民間企業である。2000年に香港、上海、ロンドン、ニューヨーク(ティッカーシンボル:SNP)の各証券取引所に上場している。中国石油天然気股份有限公司とならぶ、中国国内の二大石油会社の一つ。


※中国石油天然気

中国石油は、中華人民共和国北京市に本社がある石油会社である。同社事業の中核を担う大慶油田(黒竜江省)を中心に原油の生産を行うほか、新疆ウイグル自治区や四川省で油田、天然ガスの探査・開発を実施。また、グループ全体で石油精製、流通、石油化学製品の製造販売を手がける。

※国家電網公司


中国最大の送電会社。中央政府の国有資産監督管理委員会(国資委)が資産を保有する、国有中央企業。中国語のローマ字表記は「Guojia Dianwang Gongsi」。「電網」は「電力ネット」の意。中国の電力事業かかつて、発電と送電のすべてが国家電力公司が1社独占していた。2000年から、発電事業と送電事業の分離「廠網分離(発送分離)」が始まり、国家電力公司の送電部門を国家電網公司が引き継いだ。



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