2009年3月  

「ジュリアナ東京」が一夜限りで復活

2008年9月7日日曜日



ジュリアナ東京のカリスマ的存在で「荒木師匠」と呼ばれた荒木 久美子さん


バブル末期に一世を風靡した伝説のディスコ「ジュリアナ東京」が9月6日、一夜限りで復活した。音楽会社「エイベックス」の創立20周年記念イベ ントの一環。会場となった東京都江東区有明のイベントホール「ディファ有明」は、当時そのままの「ミニスカ」「ボディコン」で身を固めた女性らで埋め尽く され、30、40代の青春時代を再現した熱い一夜となった。ジュリアナ東京は91年5月、東京・芝浦に開業。過激な服装に身を包んだ女性が扇子を片手に、お立ち台と呼ばれるステージ上で踊る姿は時代を象徴する現象となった。しかし、93年12月にお立ち台を撤去してからは客数が激減し、94年8月に閉店した。
 閉店から約14年後の6日、会場前にはオープン時刻の午後6時前から長蛇の列ができた。超満員の会場では、ジュリアナ初体験の20代から体験世代 の30~40代の女性が、激しく鳴り響くテクノサウンドの中で踊りまくった。お立ち台では、ジュリアナ東京のカリスマ的存在で「荒木師匠」と呼ばれた荒木 久美子さんと「バブル青田」として歌手デビューもしているタレントの青田典子さんがダンスバトルを演じ、会場を沸かせた。14年ぶりにジュリアナで踊ったという埼玉県川口市の主婦、中山典子さん(39)は、「当時のことがよみがえり、体が思ったより動いて2時間踊り続けた。とても楽しかった」と、また、当時の常連客で、現在2児の母親だという41歳の女性は「体力的に不安もありましたが、踊り始めるとわれを忘れて、あのころの元気を取り戻した気分です」と話していました。すっきりした様子で汗をぬぐっていた。1990年代に社会現象にもなった大型のディスコ「ジュリアナ東京」が、6日夜、東京・江東区に一夜かぎりで復活し、当時を懐かしむ人などが集まって、バブル時代のような熱気に包また。

0 Comments: