2008年8月24日、国家体育総局の肖山(シャオ・シャン)副局長は、北京五輪の金メダリストに対する報奨金は、1人35万元(約525万円)になると明かした。アテネ五輪の20万元(約300万円)より、大幅アップとなったようだ。広州日報(電子版)が伝えた。会見ではまた、中国体育代表団の崔大林(ツイ・ダーリン)副団長が、体操金メダリスト・何可欣(ホー・コーシン)選手の年齢疑惑問題に対する質問に答え、「中国代表選手の年齢は、全て五輪参加基準を満たしている。何選手は昨年の都市対抗大会で別のチーム代表として参加した際、行き違いで誤った年齢が登録されてしまっただけだ」と説明した。ちなみに他国は下記の様子です。
<シンガポール>
金メダル獲得者に対する報奨金は50万ユーロ(約8450万円)シンガポールが過去にオリンピックで獲得したメダルは、1960年ローマ大会の男子重量挙げライト級でタン・ホウ・リャン選手があげた銀メダル1個のみと、
シンガポール・スポーツは国際的な舞台で活躍できていない。
<マレーシア>
金メダルに100万リンギ(約3300万円)、銀に30万リンギ、銅に10万リンギさらに、年金も支給され、金メダリストの場合で毎月5000リンギ支給
<タイ>
金メダルに1000万バーツ(約3200万円)、銀メダルには600万バーツ、銅メダルには400万バーツがそれぞれ支給される。しかし、経済的に恵まれていない過去を持つ選手が浪費に走るのを防ぐため、報奨金の半額は20年かけて毎月支給する。タイの1日当たり最低賃金は203バーツ(約650円)なので大金を持つと金銭感覚が狂ってしまうらしい・・・
<ギリシア>
金メダルに19万ユーロ(約3000万円)、銀に13万ユーロ、銅に7万ユーロ(更に、軍職員などの公務員職を与えられ、多額の広告契約も得ることができる)
<ロシア>
金メダルに10万ユーロ(約1690万円)、銀に6万ユーロ、銅に4万ユーロアテネの時は、5万ドル(約520万円)、銀に3万ドル、銅に2万ドルを支給。これにガスプロムなどの企業やスポーツ振興基金からのボーナスに加えて、地方自治体などから家や車、現金が与えられ、メダルへの報奨は総額で約50万ドル(約5200万円)に達したという。
<韓国>
金メダルに5万ドル(約540万円)、銀に2万5千ドル、銅に1万5千ドルアテネの時は金メダルに2万ドル(約215万円)、今回は倍以上の報奨金に!
<アメリカ>
金メダル獲得者に対する報奨金は、2万5千ドル(約270万円)
<ドイツ>
金メダル獲得者に対する報奨金は、1万5000ユーロ(約240万円)
<カナダ>
金メダルに1万4千ユーロ(約220万円)、銀に1万ユーロ、銅に7千ユーロ
<北朝鮮>
報奨金の額は明らかになってないが、メダル獲得者は国の英雄として扱われ、住宅や労働党での職を与えられる。
<日本>
金メダル獲得者に対する報奨金は300万円、銀に200万円、銅に100万円
実際は、どこの国の選手でも、協賛スポンサーや各協会からの+α(報奨金)がありますので、メダリストが手にする総額はもっと高額になります。ちなみに、日本の各協会から支給される+αの報奨金は以下の通り。
日本陸連では、金メダル1000万円、銀600万円、銅400万円(リレーは半額)日本バドミンドン協会も、金メダル1000万円、銀500万円、銅300万円日本卓球協会や日本テニス協会では、金メダルに2000万円と高額な報奨金を日本オリンピック委員会(JOC)とは別に用意をしています。
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