2009年3月  

アフガンで誘拐の伊藤和也さん、遺体で発見

2008年8月27日水曜日


NGO「ペシャワール会」によると、アフガニスタンで誘拐された伊藤和也さん(31)が遺体で発見された模様です。情報が錯綜していますが、何発かの銃弾を受けた模様。詳細が入り次第、この欄に記載します


速報。


外務省の山本一太副大臣は27日、記者会見し現地で伊藤さんの捜索に当たっていた捜査当局が同日、現場周辺で日本人らしい男性の遺体を発見したことを明らかにした。現地の警察署から日本時間の同日午後2時ごろ日本側に連絡があったという。遺体には足と腹部に銃で撃たれたような跡があるという。外務省では伊藤さんの可能性もあるとみて、大使館員を派遣し身元確認を急ぐ。地元警察が捜索中に武装勢力と銃撃戦になったという情報もある。アフガニスタン政府側は一時、「伊藤さん解放」と日本側に連絡したが、後に「誤報」だったと訂正。政府は首相官邸に情報連絡室を設置して情報収集を進めている。伊藤さんは平成15年12月から、現地で農業支援などの活動をしていた。


最終報告。

          伊藤さんと見られる遺体を運ぶ現地写真


アフガニスタン東部で26日朝起きた日本人拉致事件で、NGO「ペシャワール会」(本部・福岡市)は27日夕、拉致現場から約20キロ北の山中で発見された遺体が、拉致された同会の伊藤和也さん(31)であると同会の現地組織が確認した、と発表した。「ペシャワール会」に現地スタッフから入った連絡によると、遺体が見つかったのはナンガルハル州の州都ジャララバードから北東へ約40キロのヘワ地区山中。伊藤さんが働いていた試験農場のあるブディアライ村の川の上流付近で射殺されていた。遺体はブディアライ村に搬送され、同会の現地組織ペシャワール・メディカル・サービスの副院長が伊藤さんであると確認した。拉致グループが地元警察の追跡から逃れる際に射殺した可能性があるという。運転手は拉致後間もなく救出されたが、警察や、会が支援してきた地元住民らが伊藤さんの行方を捜していた。地元警察によると、警察部隊は26日、山中で拉致グループを発見して銃撃戦となり、1人を逮捕、伊藤さんと見られる男性1人の遺体を収容した。逮 捕された容疑者が、伊藤さん殺害を供述しているという。伊藤さんが拉致された山中では26日夜も犯行グループと警察部隊の銃撃戦があった。一方、アフガン東部で活動する反政府武装勢力タリバーンの一派のムニーブ司令官は27日、朝日新聞に対し日本人を拉致したことを認めたが、「我々 は政府側へ何かを要求するための人質にするつもりだったが、日本人は政府側との銃撃戦に巻き込まれて死亡した」と述べ、殺害を否定した。


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