2009年3月12日木曜日
日立製作所、パナソニック、東芝、NECなど電機大手は11日、今年の春闘の労使交渉で労働組合が要求する賃上げ(ベア)を受け入れない「ゼロ回 答」を示す方針を固めた。世界的な不況で業績が急速に悪化しているためで、賃上げが実現しないのは労組が要求を掲げなかった2005年以来、4年ぶり。マ ツダ、富士重工業、いすゞ自動車、日野自動車など自動車大手もゼロ回答の方針だ。日産自動車や三菱電機は定期昇給のカットや賃金体系の見 直しによる実質的な賃下げも辞さない構え。今後は労働側が現行の賃金水準を維持できるかどうかが焦点となる。春闘相場をリードする大手の電機、自動車メー カーの相次ぐゼロ回答方針が個人消費の冷え込みに拍車を掛けるのは必至。景気低迷を長期化させる恐れもある。一時金では、三菱電が労組による5・83カ月の要求に対して5カ月前後の水準で攻防、シャープも5・0カ月の要求に満額回答しない方針。トヨタ自動車や三菱自動車の労組が満額回答を得ることは絶望的で、大幅な減額が避けられない見通しだ。
ELEANOR:今の御時勢、当たり前と言えば納得する世相なのですが、なぜ納得するのか?ですよ。他のホームページでもコメントしましたが、今回の不況による購買力低下はマスコミ不況であるとしか思えません。情報時代の副産物ですか・・・。
0 Comments:
Post a Comment